トルク試験のご案内
「油圧トルクレンチで締結したから大丈夫」と安心しきってはいけません。
トルクレンチの出力精度がしっかり維持されていなければ、作業精度に乱れが生じることも考えられます。
また、油圧トルクレンチは、締める・緩めるといった現場作業でのボルト締結機器ということだけではなく、実際に締付けたトルクを管理できる計測器の機能も果たします。
当社では、トレーサブルに絶対の自信を持って、トルク精度の合否判定試験を実施しています。
トルク試験はタイタンにお任せください!
検定対象
- 油圧トルクレンチ
- 電動式・エアトルクレンチ
- 油圧ポンプ
※上記の製品は全て他社メーカー品でも可能です。
発行書類
- トレーサビリティ書類
- 試験成績書
※上記の書類の発行は全て他社メーカー品でも可能です。
納期
約1週間
検定後の修理について
当社では、各種ボルト締結機器の点検消耗品をはじめ特殊部品も多数在庫管理しております。
日常的なメンテナンスや、点検などで故障が見つかった際には修理作業も請け負っております。
※修理費用は別途発生いたします。
タイタンの油圧トルクレンチは、最大50 kN・mまで計測できるトルク試験機により、±5%以内のトルク精度で管理されています。
お客様のボルト作業だけではなく、高精度のトルク管理をお約束いたします。
当社の油圧トルクレンチは、熟練した検定員が、定期的にトルク試験を実施しています。
独自開発のソフトウェアを導入
当社では、独自のトルク試験機とソフトウェアの開発により、迅速かつ安全なトルク試験を実施しています。
それぞれの油圧トルクレンチの基準値から±5%以内のトルク精度の確認をしています。 トルクと圧力を同じ時間に同時測定をしている為、トルク-圧力のグラフが正確に生成されます。
トルク試験を実施後、瞬時にトルク-圧力グラフを作成。±5%以内の合否判定が実施されます。
高精度なトルク試験機により、お客様へ出荷される油圧トルクレンチの精度を管理しています。
タイタンのトルク変換器は(独)産総研での校正を実施
1、2、4、6、8、12、16、20 kN・mの8ポイントの校正を実施
通常のトルク試験機は「竿」と「分銅」の「長さ」や「重量」の校正を実施していることがほとんどです。
1mの長さの竿に10kgの重りを指示計で10 kg・mを表示するだけ…??
10 kg・m (98.06652 N・m)を測るための試験機なら問題ないのですが、10 kN・mを超えるトルクを測るのに問題はないのでしょうか?
タイタンのトルク試験機は、「独立行政法人 産業技術総合研究所」にて校正されています。
1、2、4、6、8、12、16、20 kN・mの8ポイントの校正となります。指示計「SCOUT55」を含めての組合せ校正となっているため、最大20 kN・mまでの信頼性があります。
※トルク試験機は最大50 kN・mまでの測定が可能です。
圧力試験もお任せください
圧力ゲージは大丈夫ですか?
トルク試験でトルク精度が大丈夫でも、油圧ポンプについている圧力ゲージが狂っていては、意味がありません。
TITANのトルク試験機は、圧力測定も同時に実施しています。
「JCSS認定期間」で校正された検査用圧力計を使用しています。
油圧ポンプからの吐出される圧力も校正された圧力計で±3%以内の精度を確認しています。
※当社トルク試験機及び検査用圧力計は3年毎の校正となっております。